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身延山は見どころたくさん!日帰り登山ルートの難易度とコース

身延山の登山ルートを解説します。
身延山は、日蓮宗の総本山としても有名な場所で、宗教的な背景と観光の両方を楽しむことができる山です。道は舗装されており、ロープウェイの利用も可能なので、体力があれば誰でも気軽にのぼることができます。
この記事では、身延山を登山する際に必要な地図や、主な見どころについて詳しく紹介します。ぜひ参考にして、身延山の登山を楽しんでください。
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ルート概要 | ||||
東西周回ルート | 約10400m | 累計標高差約13.5km | 往復距離3時間 | 登山時間初級レベル |
身延山のおすすめ登山ルート

身延山は、山梨県にある標高1,153mの山です。
仏教の日蓮宗の総本山としても有名な山で、全体的に観光地化された山になります。
ロープウェイで頂上まで行くこともできるため、初心者でも気軽にのぼりやすい山です。
登山というよりハイキングレベルの山で、終始林道歩きになります。特別な登山装備がなくてものぼることが可能です。
ここでは、そんな身延山の登山ルートを紹介していきます。

名称 | 身延山(みのぶさん) |
標高 | 1,153m |
ジャンル | 山梨百名山 |
登山エリア | 南関東 |
都道府県 | 山梨県 |
登山適期 | 4月~11月 |
難易度 | 初級 |
東西周回ルート

身延山を堪能するには、周回するルートがおすすめです。
身延山には、東ルートと西ルートがあります。両方ともそれぞれ見どころがあるため、周回が一番おすすめです。
合計距離 | 13.5km |
最高点の標高 | 1,153m |
最低点の標高 | 256m |
累積標高(上り) | 1,040m |
累積標高(下り) | 1,040m |
身延山ロープウェイ
山頂まで、ロープウェイでのぼることができます。
名称 | 身延山ロープウェイ |
所在地 | 山梨県南巨摩郡身延町身延字上の山4226-2 |
料金 | 【往復】大人1,600円 小人800円 【片道】大人960円 小人500円 |
営業時間 | 8:30~16:30 |
連絡先 | 0556-62-1081 |
登山道の様子
こちらは、身延山の登山道の様子です。
距離や標高差はかなりあるのですが、登山道自体は終始「舗装された林道」になります。そのため、道迷いの心配はなく、特別な登山装備などはなくても大丈夫です。

トレランにも最適な山
東ルート
こちらは、東ルートの様子です。
東側にはお寺やお堂が多くあり、観光地的な雰囲気を楽しめるルートです。休憩できる箇所がいくつも設置されており、ゆっくりと登山するのに最適です。
西ルート
こちらは、西ルートの様子です。
西ルートは、東ルートより少し遠回りになります。
いくつか分岐もあり、好きなルートを選べるのが特徴です。道中には、千本杉や松樹庵などの見どころがあります。
身延山の見どころ


身延山は、見どころがたくさんある山です。
道中にはお寺やお堂がたくさんあり、登山者を飽きさせません。
ここでは、身延山の中でも特におすすめなところを紹介していきます。
各ポイントの場所は、上記の地図に示してありますので、そちらとあわせてご覧ください。
久遠寺


身延山を語る上で、久遠寺は欠かせません。
久遠寺は、日蓮宗の総本山です。総本山の例にもれず、敷地や建物が巨大で、とても見どころがあるお寺です。
お坊さんが唱える念仏といえば、「なむみょうほうれんげ~きょ~」というのをイメージするひとも多いのではないでしょうか?
その「南無妙法蓮華経」が、日蓮宗のものですね。
菩提悌


三門をくぐると、すぐに菩提悌(ぼだいてい)が見えてきます。
階段に名前がついているのには理由があり、これをのぼりきれば「涅槃(ねはん)に達する」という宗教的な考え方が存在しています。
涅槃とは、一般にヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教における概念であり、繰り返す再生の輪廻から解放された状態のこと。仏教においては、煩悩を滅尽して悟りの智慧(菩提)を完成した境地のこと。涅槃は、生死を超えた悟りの世界であり、仏教の究極的な実践目的とされる。
Wikipedia 涅槃より引用
もし、これが本当なら、輪廻転生をせずともゴールに行けるということになりますが・・・。
信じる信じないは別としても、のぼっておいて損のない階段と言えるでしょう。
迂回路あり


菩提悌には、男坂・女坂という二つの迂回路が用意されています。
菩提悌の途中からでも合流できるところはあるので、体力に自信のないひとやキツいと感じたひとは、無理せずに迂回路に行きましょう。
登山者は強し
菩提悌は、標高差100mある急な階段です。
とはいえ、頂上まで10分の1程度の標高差しかありません。身延山の登山としては、序盤中の序盤です。
一般の参拝客がヒィーヒィー言う中、黙々とのぼり続ける登山者の体力は、やはりすごいのだなと感じました。
丈六堂(じょうろくどう)


東ルートの序盤には、丈六堂という建物があります。
ここには釈迦像などが安置されているのですが、私のおすすめポイントはここのお隣のスポットです。


丈六堂の手前にも建物があり、ここでは給水やお菓子などが無料で配布されています。
私が行ったときは中から尼さんが出迎えてくださり、ありがたくお菓子とお茶をいただきました。
くし切り団子
頂上のロープウェイ駅は、売店や食事処も兼ねています。
店員さんが手渡してくれる際に、目の前で串の端を切ってくれるというパフォーマンスをしてくれます。「串(苦死)を切って幸運を願う」のだそうです。
おかわりしようか悩みました。非常に腹持ちも良いので、登山との相性も抜群です。
千本杉


西側には、「千本杉」という巨木が立ち並ぶエリアがあります。
でかすぎて上手に撮れなかったのですが、かなり大きい杉がたくさんあります。
松樹庵(しょうじゅあん)


西ルートの中腹に、松樹庵という小さなお寺があります。
ここは天空のお寺とも呼ばれ、ビュースポットになっています。久遠寺のほうとは少し離れた場所に位置し、喧騒から逃れてゆったりとできるようなところでした。
カモシカ発見
西ルートで下山中、カモシカに遭遇しました。
邪魔しないように端を通ろうとしましたが、やっぱ逃げちゃいましたね。カモシカはほんとかわいいです。
ライブカメラ
身延山の久遠寺内のライブカメラの様子です。
身延山は見どころたくさん


身延山の登山ルートと見どころについて解説しました。
身延山は、宗教的な背景と観光の両方を楽しむことができる山です。道は舗装されており、ロープウェイの利用も可能なので、体力があれば誰でも気軽にのぼることができます。
見どころが多く、楽しく登山できる山なので、ぜひ遊びに行ってみてください。
ルート概要 | ||||
東西周回ルート | 約10400m | 累計標高差約13.5km | 往復距離3時間 | 登山時間初級レベル |