この記事はプロモーションが含まれています
完全解決!Insta360 X3のバッテリー持ちと熱暴走対策

Insta360 X3のバッテリー持ちと熱暴走対策について解説します。
X3のバッテリー持ちは約81分ですが、熱をもってしまうと電源が落ちてしまう可能性があります。これには、こまめに電源をオンオフするなどの対策が必要です。
今回は、撮影時間を延ばすコツについてもお伝えします。この記事を読めば、熱暴走対策やバッテリーの節約方法がよくわかるはずです。ぜひ参考にしてください。
Insta360 X3の熱暴走の原因

Insta360 X3は、熱を持つと電源が落ちることがあります。
厳密には熱暴走ではないのですが、電源が落ちる仕組みは以下の通りです。
- 熱暴走ではなく安全措置
- 連続使用による蓄積
- 高性能ゆえの発熱
- 堅牢だからこそ
熱暴走ではなく安全措置
X3は、熱暴走で電源が落ちるわけではありません。
発熱しすぎると壊れてしまうため、その前に電源が落ちるように熱暴走対策がされています。これは安全機能としての、X3の仕様です。
ちなみに、発熱の問題はどのアクションカメラでも抱えています。天下のGo Proですら、熱暴走はしますので、アクションカメラ特有の問題です。
連続使用による蓄積
長時間使用すると、内部に熱がたまりやすくなります。
これはどの電子機器でも同じで、小型で密閉されたX3ではその影響が大きくなるということですね。
X3は360度全方位撮ってくれるので、ついつい録画しっぱなしになりますが、使用環境次第では長時間の使用は避けたほうが良いでしょう。
高性能ゆえの発熱
X3は高性能なプロセッサを搭載しています。
以下はX3のスペックですが、これらを実現するためにはかなり高性能なプロセッサが必要です。
項目 | 詳細 |
---|---|
センサー | 1/2インチ |
動画解像度 | 360度 : 5.7K、4K、3K シングルレンズモード : 4K、3.6K、2.7K、1080P |
写真解像度 | 7200万画素 (11968x5984)、1800万画素 (5952x2976) |
音声モード | 風切り音低減、ステレオ、方向性強調 |
バッテリー容量 | 1800mAh |
連続録画時間 | 81分 |
防水 | 水深10mまで |
最大動画ビットレート | 120Mbps |
サイズ | 46.0x114.0x33.1mm |
プロセッサのこのような高い処理能力は、高解像度の映像を撮れる一方で、使用中に発熱する原因にもなっています。
これはどの電子機器にもいえることで、処理能力と発熱はきってもきれない関係になっています。X3が発熱するのは、高性能がゆえということですね。
堅牢だからこそ

X3は水中で使うこともできます。
当然防水処理されているわけですが、水が入らないということは放熱もしづらいということです。防水を気にしなければ、放熱はもっと容易になるはず。
屋外で使うことを想定すると、どうしても防水機能は必要になってきます。突然の雨や思わぬ水没など、アウトドアに水のトラブルはつきものです。
堅牢だからこそ熱がこもりやすくなります。これはメーカーとしてもジレンマでしょうね。
X3ではその解決策として、熱暴走前に電源を落とすという手段をとっています。ユーザーの安全とカメラの長期的な保護を考慮した、親切な設計であるといえるでしょう。
Insta360 X3の熱暴走対策

ここからは、熱暴走対策について解説します。
熱暴走対策のポイント
- こまめに電源をオンオフ
- 環境条件に配慮
- バッテリーをこまめに交換
- 万能フレームを使う
こまめに電源をオンオフする
こまめに電源をオンオフするのは有効です。
必要に応じて必要な分だけ撮るようにすれば、発熱を最低限に抑えられます。X3は連続撮影すると発熱しやすいため、適宜休憩させてあげると良いでしょう。
環境条件に配慮する
気温の高い日や日差しが強い日は、注意しましょう。
特に、真夏の炎天下は要注意です。直射日光が当たると内部温度が急激に上昇するため、扱いには気を付ける必要があります。
バッテリーをこまめに交換する
発熱のおもな原因のひとつは、バッテリーです。
バッテリーをこまめに交換することで、熱を分散させることができます。また、開閉時に物理的に換気もできるため、温度が下がりやすいです。
熱暴走対策として、この方法はとてもおすすめです。

万能フレームを使う

公式から販売されている万能フレームを使うのもおすすめです。
熱を持つ電子機器ではよく使われていますが、「ヒートシンク」という放熱のためのアルミ板をつけることがあります。
公式で販売されている万能フレームは、金属フレームで本体を囲うようになっており、放熱への期待ができます。
また、万能フレームは拡張性が高く、色々なマウントが使えるようにもなるため便利です。
レンズキャップも付属しており、レンズと本体を保護するには最適なので、持っておいて損のないアイテムといえるでしょう。

X3には、他にも便利なアクセサリーがたくさんあるので、詳しくは下記の記事にて解説しています。

Insta360 X3のバッテリー持ち時間

X3のバッテリー持ちは、約81分になります。
バッテリー容量 | 1800mAh |
---|---|
バッテリー寿命 | 約81分 {5.7K@30fps記録時) |
充電時間 | 約90分 (5V3Aの電源アダプタ使用時) |
バッテリー寿命81分に対して、充電時間は約90分かかるため、少なくともバッテリーは2つ以上持っておいたほう良いでしょう。


ちなみに、高速充電ハブがあると3つ同時に充電することができるため、追加バッテリーと同時入手がおすすめです。
これがあれば、撮影の合間に素早く充電することができます。私も使っていますがとても便利です。

Insta360 X3のバッテリー寿命を延ばす方法

X3のバッテリー寿命を延ばす方法を解説します。
撮影時間を延ばすには、以下のような方法があります。
時間を延ばすポイント
- 解像度やフレームレートを調整
- いらない機能をオフにする
- 充電しながら撮影する
解像度やフレームレートを調整する
解像度やフレームレートの調整をしましょう。
高解像度は処理にするのに負荷も時間がかかるため、低解像度・低フレームほどバッテリーの持ちが良くなる傾向にあります。
いらない機能をオフにする
スマホでも同じですが、いらない機能はオフにしておきましょう。
たとえば、スクリーンの明るさや、音や振動などの設定をオフにすれば、電池のもちが多少良くなる可能性があります。
充電しながら撮影

X3は、充電しながら撮影することが可能です。
この方法であれば、ひとつのバッテリーを長時間使用することができます。ただし、上述した通り、熱暴走対策を考えるとバッテリー交換のほうが良いでしょう。
ひとつのバッテリーを使い続けると熱がこもり続けてしまうため、この方法は炎天下では避けたほうが無難です。
熱暴走対策はバッテリーとセットで考えよう
Insta360 X3のバッテリー持ちと、熱暴走について解説しました。
この記事のポイント
- 熱暴走ではなく安全措置
- 堅牢だからこそ熱がこもりやすい
- 連続使用は避け、発熱には適切な管理が必要
- 解像度やフレームレートをさげることで、バッテリーの延命ができる
X3のバッテリー持ちは約81分ですが、熱をもってしまうと電源が落ちてしまう可能性があります。これには、こまめに電源をオンオフしたり、バッテリー交換するのがおすすめです。
X3を安心して長く楽しむために、これらの対策を撮影に活かしてください。X3の詳しいレビューについては、以下の記事をご覧いただければ全部わかるようになっています。


