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岩木山のおすすめ登山ルート!8合目からリフトの情報まで詳しく解説

岩木山のおすすめ登山ルートを解説します。
岩木山は、8合目まで車で行くことができます。さらに、リフトを使えば9合目まで行くことができるため、だれでも簡単にのぼれる山です。
今回は、岩木山を登山するために必要な地図や、ルートごとの難易度や時間についてもお伝えします。この記事を読めば、岩木山の登山がどんなものかよくわかるはずです。ぜひ参考にしてください。
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登山ルート概要 | ||
8合目ルート | 初級レベル | 岩木山でもっとも簡単なルート。リフトを使って9合目からスタートできる | 特徴
9合目ルート | 初級レベル | 8合目からのぼるルート。登山としてはバランスが良い | 特徴
嶽温泉ルート | 上級レベル | 嶽温泉からスタートするルート。途中で8合目ルートと合流する | 特徴
百沢ルート | 上級レベル | 岩木神社からのぼるルート。中盤から沢沿いを歩く | 特徴
岩木山登山の特徴

名称 | 岩木山(いわきさん) |
標高 | 1,625m |
ジャンル | 日本百名山 |
登山エリア | 東北 |
都道府県 | 青森県 |
登山適期 | 6月上旬~10月下旬 |
難易度 | 初級~上級 |
岩木山は、青森県にある1,625mの山です。
青森県の最高峰を誇り、津軽平野のシンボル的な山になります。
別名"津軽富士"とも呼ばれており、平地からよく見えてとても存在感があります。一目みたら、のぼりたくなること間違いなし。

お岩木さま!
のぼるのは簡単な山
岩木山は、車とリフトで9合目まで行くことができます。
山頂は360度の絶景なので、ぜひ遊びにいってみてください。
岩木山スカイラインの料金と期間
8合目に行くには、「岩木山スカイライン」という有料道路を通る必要があります。
名称 | 岩木山スカイライン |
所在地 | 青森県弘前市大字常盤野字黒森56-2 |
料金 | 【普通車往復】1,830円 |
通行期間 | 4月中旬~10月下旬 |
営業時間 | 8:00~16:30 (※上り最終16:00、下り最終16:20) |
連絡先 | 0172-83-2314 |
リフトの料金
8合目からは、リフトで9合目まで行くことも可能です。
名称 | 岩木山八合目リフト |
料金 | 【往復】大人1,000円 【片道】大人700円 |
定休日 | 「毎週水曜日」および「毎月第2・第4火曜日」 |
営業時間 | 【上り】 AM 9:00 ~ PM 4:00 【下り】 AM 9:00 ~ PM 4:20 |
連絡先 | 0172-83-2314 |
岩木山のおすすめ登山ルート


岩木山のおすすめ登山ルートについて解説します。
ここでは、特におすすめな登山ルートを4つご紹介します。
登山ルート詳細 | ||||
リフト9合目最短 初級レベル | 約180m | 累計標高差約1.2km | 往復距離50分 | 登山時間岩木山でもっとも簡単なルート。リフトを使って9合目からスタートできる | 特徴
8合目ルート 初級レベル | 約380m | 累計標高差約2.6km | 往復距離2時間 | 登山時間8合目からのぼるルート。登山としてはちょうど良いバランス | 特徴
嶽温泉ルート 上級レベル | 約1210m | 累計標高差約10.2km | 往復距離7時間 | 登山時間嶽温泉からスタートするルート。途中で8合目ルートと合流する | 特徴
百沢ルート 上級レベル | 約1480m | 累計標高差約12.5km | 往復距離8時間40分 | 登山時間岩木神社からのぼるルート。中盤から沢沿いを歩く | 特徴
リフト9合目ルート


岩木山でもっとも簡単にのぼるルートです。
- 8合目まで車かバスで行く
- 8合目から9合目までリフトを使う
- 9合目から登山開始
文明の利器をこれでもかというくらい詰め込んで、一気に9合目からスタート出来ます。
合計距離 | 1.2km |
最高点の標高 | 1,625m |
最低点の標高 | 177m |
累積標高(上り) | 181m |
累積標高(下り) | 181m |



お手軽ハイキングに最適!
8合目ルート


岩木山の8合目からのぼるルートになります。
岩木山を登山するなら、このルートが一番おすすめです。8合目までは車で行き、そこからスタートすれば、手軽に岩木山登山を楽しむことができます。
合計距離 | 2.6km |
最高点の標高 | 1,625m |
最低点の標高 | 1,252m |
累積標高(上り) | 384m |
累積標高(下り) | 384m |
嶽温泉ルート


こちらは、嶽温泉側からのぼるルートです。
8合目で駐車場と合流します。スカイライン沿いに進むルートで、上のほうにはリフトや休憩所もあるため、登山環境としてはかなり良いです。
がっつり登山をしつつも、帰りはバスを選択することもできるため、心の余裕ができる良い登山ルートですね。
合計距離 | 10.2km |
最高点の標高 | 1,625m |
最低点の標高 | 457m |
累積標高(上り) | 1,213m |
累積標高(下り) | 1,213m |
百沢ルート


百沢ルートは、岩木神社からのぼるルートになります。



私はこのルートでのぼりました!
このルートは前半はひたすら単調ですが、後半から沢歩きになる楽しいルートです。岩木山は、「岩木神社の御神体」でもあるため、体力のあるひとはぜひ挑戦してみてください。
合計距離 | 12.5km |
最高点の標高 | 1,625m |
最低点の標高 | 177m |
累積標高(上り) | 1,476m |
累積標高(下り) | 1,476m |
下記に登山レポートも載せておきますので、参考にしてください。
岩木山の登山レポート


岩木山の登山レポートです。
私は百沢ルートでのぼりましたので、ここではルートの様子や、当時の心の声などを交えて書いていきます。
岩木神社からスタート


百沢ルートは、岩木神社からスタートします。
厳密にいうと、もう少し上のスキー場からのぼることもできますが、このルートで行くのであれば、岩木神社から行ったほうが良いでしょう。
駐車場からもよく見えるので、この時点で自分がのぼれるかどうか判断をすると良いです。私は二日前の岩手山で全身筋肉痛だったんですが、血迷って進むことにしました。



男なら・・・やってやれだ!
岩木山桜林公園


岩木神社から30分ほどで、桜林公園とスキー場につきます。
ただ、個人的に「山と関わりのある神社」からのぼるのが好きなので、この場所からのスタートは考えていませんでした。
百沢ルートでのぼるなら、やはり岩木神社スタートが良いでしょう。



正直ここからスタートすればよかった・・・!
前半は単調


百沢ルートの前半は、ひたすら単調です。
頂上まで遠すぎるため、序盤はひたすら「近づく作業」になります。展望も良くないため、ひたすら我慢の時間が続きます。



つらい・・・帰りたい・・・!
中盤から楽しい


百沢ルートは、中盤から雰囲気が変わります。
これまでのルートとは打って変わり、沢沿いを歩くルートに変貌します。
私の地元ではこのようなルートはたくさんあるため、なんか懐かしかったです。離れていても似た山というのは、結構ありますね。



沢でテンションがあがってきた!
錫杖清水


百沢ルートの道中に、「錫杖清水(しゃくじょうしみず)」と呼ばれる湧き水スポットがあります。
私はここで水をくむことを考えて、水は少なめに持ってきていました。湧き水だけが目当てなら、ロープウェイ側から一旦降りたほうが全然楽ですね。
注意点
この湧き水は生でも飲めるはずですが、煮沸するのをおすすめします。
なぜなら、周りにはたくさんの鳥がいたからです。非常にたくさんいました。
鳥のフンには、大腸菌やサルモネラ菌などが含まれており、最悪の場合以下のような症状が現れます。
引き起こされる可能性のある症状
- 下痢
- 腹痛
- 発熱
- 嘔吐
- 頭痛
錫杖清水に関わらずですが、「天然の水を飲む」ということは、それなりのリスクが伴う行為だということは十分理解しておきましょう。
せっかくなので、私は少し飲みましたが、おなかが弱いひとは控えたほうがいいかもしれないですね。
山頂は絶景


岩木山は独立峰なので、山頂は絶景です。
私がのぼったときは、天気が良くなかったんですが、それでも町並みはキレイに見えました。でも、それよりも私の目にとまったのは、ロープウェイと駐車場です。


正直、疲労困憊の私には、「山頂から見える景色」よりも「すぐ近くの文明」のほうが魅力的にうつりました。なんか景色よりもずっとそっち見てた気がする。



バスで帰りたい・・・!!
結局歩いて帰りましたが、今度は車で行ってゆっくり景色を楽しみたいですね。
岩木山という山



ぴょんぴょん跳ねて~



あの兄ちゃんみたいに降りられへんわ
帰り際に、年配のグループの方たちにこんなことを言われました。
8~9合目あたりからは、車やリフト組と合流することになります。私はがっつりハードシェルを着ていましたが、山頂では逆に浮いていました。
方言や服装や疲労度など、のぼるルートによって「まるで印象が変わる」というのも、この山のおもしろいところですね。
岩木山のライブカメラ
岩木山のライブカメラの様子です。
岩木山は簡単にのぼれる山


この記事では、岩木さんのおすすめ登山ルートについて解説してきました。
岩木山は、8合目までバスや車で行くことができ、リフトを使えば9合目まで簡単にいくことができます。誰でも手軽に楽しめる山です。
岩木山を登山する際には必ず役に立つはずなので、ぜひ参考にしてください。ご健脚をお祈りします。