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登山ガイドと山岳ガイドの全知識:資格からキャリア構築まで

この記事では、登山ガイドと山岳ガイドについて詳しくまとめています。
登山ガイドや山岳ガイドの資格取得に必要な費用や、ガイドできる範囲がどう異なるのか、さらにはそれぞれの年収や仕事探しについても解説しています。
この記事を読むことで、「登山ガイド」や「山岳ガイド」について詳しく知ることができます。ぜひ参考にしてください。
登山ガイド
ガイド資格として、もっともメジャーなのが登山ガイド資格です。
登山ガイドとして活動するためには、より上の資格があるとチャンスが広がります。特にステージ1~3までのレベルが存在し、それぞれガイドできる範囲が異なります。
資格の種類
登山ガイドの資格は、3つの種類に分かれています。
登山ガイド資格の種類
- 登山ガイドステージ1
- 登山ガイドステージ2
- 登山ガイドステージ3
基本的に数字が増えるほど取得が難しくなり、ガイドできる範囲も増えます。
自分の目指す方向性に応じて、資格を選ぶことが重要です。詳しくは、下記のリンク先で解説しています。

ガイドできる範囲
ステージによって、案内できるガイド範囲が異なります。
登山ガイドステージ1 | 登山ガイドステージ2 | 登山ガイドステージ3 |
---|---|---|
一般登山道 | 一般登山道 | 一般登山道 |
実線ルートのみ | 実線ルートのみ | 破線ルートもOK |
沢遊び | 沢遊び | 沢歩き |
雪山 | (簡単な所のみ) | 雪山(日帰りのみ) | 雪山
テント泊 | テント泊 | テント泊 |
雪山をガイドできるようになるのは、ステージ2からです。
しかし、雪山をガイドできるといっても、森林限界を超えないことや、ロープウェイから2~3時間の範囲等の制限があります。ハイキングレベルですね。
ステージ3は、積雪期でも天狗岳や蓼科山くらいまでならOKになるため、本格的に雪山をガイドしたいなら、最低でもここのラインは超える必要があるでしょう。
山岳ガイド
山岳ガイドは、登山ガイドより本格的な資格です。
本格的なガイドになりたいのであれば、山岳ガイドを目指すのがおすすめです。
資格の種類
山岳ガイドには、2種類の資格があります。
山岳ガイド資格の種類
- 山岳ガイドステージ1
- 山岳ガイドステージ2

ガイドできる範囲
山岳ガイドは、ステージ1でもガイドできる範囲が広いです。
特に山岳ガイドステージ2ともなれば、季節や場所を問わず全てガイドすることが出来ます。国内では最高峰の資格です。
項目 | 山岳ガイドステージ1 | 山岳ガイドステージ2 |
---|---|---|
ガイドできる範囲 | 通年の国内山岳と縦走路のある岩稜コースをガイド可能。 | 日本国内で季節を問わず全ての山岳ガイドおよびインストラクター行為を行うことができる。 |
制限事項 | 岩壁登攀、雪稜バリエーション、積雪期の岩稜バリエーション、フリークライミング講習は不可。 | なし |
業務範囲例 | 無積雪期:西穂~奥穂縦走、奥穂~槍縦走など。 積雪期:八ヶ岳縦走(赤岳~硫黄岳)や阿弥陀岳南稜など。 | 全て可能 |
登山ガイドと山岳ガイドの違い
登山ガイドと山岳ガイドには、大きな違いがあります。
山岳ガイドは、基本的に登山ガイドの上位互換です。登山ガイドにできて、山岳ガイドにできないことはありません。
特に、登山ガイドには制限事項が結構ありますが、山岳ガイドだとステージ1でもかなり幅広くガイドできるようになります。ただし、資格取得の難易度は高いため、簡単には取れないでしょう。

ガイドの仕事探し
ガイドの仕事には、下記のようなものがあります。
ガイドの仕事の種類
- 旅行会社などのツアーガイド
- フリーランスでガイド
- アウトドアメーカー勤務
- 非営利団体のガイド
自分が何を目指したいのか、また収入や給与などの面を考えて選ぶと良いでしょう。

登山ガイドと山岳ガイドの収入
ガイドの収入や年収は、働き方によって大きく異なります。
企業に勤めた場合、一般的にはサラリーマンの年収と同等かそれ以下とされています。フリーランスの場合、年収800万という事例もあります。
収入を多く得たいなら、フリーランスでやるほうが良いでしょう。ただし、個人でやるには集客が課題になります。
当サイトでは、収入や集客について理想に近い形で仕事場を提供できますので、興味のある人は下記の詳細をチェックしてみてください。

よくある質問
登山ガイドと山岳ガイドに関する、よくある質問をまとめました。
- 資格なしでも活動できる?
-
はい、可能です。
ガイド資格は国家資格ではないため、資格なしでも活動ができます。
- どの資格がおすすめ?
-
ガイド資格は多岐に渡しますが、登山ガイドステージ2を目指すのがオススメです。ステージ2は簡単な雪山もガイドできるようになるため、仕事の幅が広がります。
- 資格を取得するための試験はどんなもの?
-
筆記試験と実技試験があります。
- どのようなスキルが求められる?
-
山に関する知識や安全管理、コミュニケーション能力も重要です。
- ガイドの仕事を見つけるにはどうすればいい?
- 季節によって変わる?
-
地域や気候によって、季節ごとに仕事の量が変わることがあります。山の多い山域のほうがお客さんが多くなる傾向にあります。
- ガイドの年収はどのくらい?
-
一般的にはサラリーマンと同等かそれ以下とされています。
目指す資格を決めておこう
この記事では、登山ガイドと山岳ガイドについて詳しくまとめました。
資格によってガイドできる範囲が変わるため、あらかじめガイドしたい山域などを決めておく必要があります。
あなたがどのガイドを目指すか、そのために何を準備すべきかしっかりと考えましょう。当サイトでもガイドを募集しておりますので、ひとつの選択肢として考えてみてください。
登山ガイド募集中
当サイトでは、登山ガイドを募集しています。
あなたのガイドになる夢を実現するためのサポートができればとおもいます。詳しくは下記のリンク先をご覧ください。