この記事はプロモーションが含まれています
岩櫃山のおすすめ登山ルート!歴史と絶景と鎖場が楽しめる!

この記事では、岩櫃山のおすすめ登山ルートを解説します。
岩櫃山は「真田氏ゆかりの地」としても有名で、あの真田幸村が幼少期を過ごした場所とされています。大河ドラマの影響で観光地化されており、登山道には道標などが多く、初心者でものぼりやすい山です。
今回は、岩櫃山を登山するために必要な地図や、ルートごとの難易度や時間、鎖場についても詳しく解説します。この記事を読めば、岩櫃山の登山がどんなものかよくわかるはずです。ぜひ参考にしてください。
\ ルート名をタップまたはクリックでジャンプ /
ルート概要 | ||||
平沢ルート | 約330m | 累計標高差約2.9km | 往復距離2時間 | 登山時間初級レベル |
密岩~赤岩ルート | 累計標高差 約360m | 往復距離 約2.6km | 登山時間 2時間 | 中級レベル |
密岩~平沢ルート | 約580m | 累計標高差約5.4km | 往復距離3時間30分 | 登山時間中級レベル |
岩櫃山のおすすめ登山ルート

岩櫃山は、群馬県にある標高802mの山です。
ここは歴史的にも有名な場所で、戦国時代の武将である真田氏ゆかりの地とされています。昔、ここには「岩櫃城」があり、真田幸村も幼少期を過ごしたといわれています。
岩櫃城は現在はありませんが、実際にあった場所や山城としての地形は、観光としても十分楽しめるものとなっています。
この山は低山でありながら、「歴史」と「スリル」と「絶景」が楽しめるおもしろい山です。ぜひ、ぐんまに来てのぼってみてください。

見た目もインパクトがあります!


名称 | 岩櫃山(いわびつやま) |
標高 | 802m |
ジャンル | ぐんま百名山 |
登山エリア | 北関東 |
都道府県 | 群馬県 |
登山適期 | 雨季と冬季以外 |
難易度 | 初級~中級 |
登山口と駐車場 | 岩櫃山の登山口と駐車場 |
平沢ルート


平沢ルートは、岩櫃山でもっともポピュラーなルートです。
このルートは傾斜がゆるやかなので、初心者でものぼりやすくなっています。標識などもたくさんあるので、道迷いなどの心配はありません。
合計距離 | 2.9km |
最高点の標高 | 802m |
最低点の標高 | 497m |
累積標高(上り) | 330m |
累積標高(下り) | 330m |
頂上直下には鎖場があるため、あまり無理はしないようにしましょう。
詳しくは、鎖場についての項に記述しましたので参考にしてみてください。
道中には「岩櫃城跡」があり、山城としての岩櫃山を楽しむことができます。城跡までは観光客のひともたくさん訪れているので、散歩にも最適です。
沢沿いを歩くルート


この平沢ルートは沢沿いを進むんですが、一部そのまま沢が登山道になっているため、防水のある靴が望ましいです。


写真の場所は、沢通りと尾根通りが合流したあとの地点ですね。一見すると登山道がなくなっているようにも思えますが、そのまま沢を進めばOKです。
6月下旬の暑い日に一度も見掛けなかったので、おそらくヒルは生息していないとおもいます。
密岩~赤岩ルート


密岩ルートは、鎖場がたくさんあるルートです。
体力的には初級レベルなんですが、鎖場がたくさんある関係で中級者以上向けです。岩櫃山は見ての通りの岩山なんですが、その姿にふさわしい鎖場の多さですね。
合計距離 | 2.6km |
最高点の標高 | 802m |
最低点の標高 | 461m |
累積標高(上り) | 360m |
累積標高(下り) | 360m |
基本的には補助としての鎖が多いのですが、一部高度感のある鎖場があったので注意が必要です。詳しくは、下記の鎖場についての項をご覧ください。
密岩~平沢ルート


このルートは、岩櫃山の魅力を一度に全部味わいたいひと向けです。
鎖場を堪能しつつ、歴史も同時に味わうという、贅沢なルートとなっています。鎖場がある関係上、一番左側の密岩ルートからさきに行ったほうがのぼりやすいです。
合計距離 | 5.4km |
最高点の標高 | 802m |
最低点の標高 | 459m |
累積標高(上り) | 580m |
累積標高(下り) | 580m |
鎖場について
岩櫃山の鎖場について解説します。
岩櫃山で一番オススメなのは平沢ルートなんですが、どのルートでのぼるにしろ、「頂上直下には鎖場」があります。ここをのぼらないと山頂へは行けないので、事前の準備はしっかりと行いましょう。
頂上直下の鎖場


岩櫃山の頂上に行くには、この鎖場を通過する必要があります。
ここの鎖場は、掴むところや足場は豊富なので、比較的のぼりやすい部類になります。しかし、角度があるのでそれなりに難しいです。
恐怖心や体の使い方などを覚えるには、ちょうど良いレベルの鎖場かなとおもいます。初心者がステップアップをするのには、最適なレベルの難易度かなと。
ただし、落ちたら大ケガすることは間違いないので、無理そうだと感じたら素直にあきらめましょう。
密岩ルートの鎖場


密岩ルートの七合目を過ぎると、ここの鎖場が出てきます。
ルート上にたくさんある鎖場のなかで、ここが一番難しいと感じたのでピックアップしています。
参考までに、私は矢印通りに右側からのぼり、途中で鎖を二つ使ってのぼりました。
鎖場の難易度としては、ちょうど中間くらいです。ただし、足場が限られている点や高度感などを考えると、ひとによってはかなり怖いはず。
写真じゃいまいち高度感が伝わりませんが、両側は切れ落ちています。


ここを難なくのぼれるようであれば、鎖場の基礎は出来ているとおもいます。将来的に妙義山などの難易度の高い鎖場に行くことを考えているひとは、経験しておくと良いでしょう。
天狗の架け橋


密岩ルートには、「天狗のかけ橋」という高難易度の場所があります。
そのため、私が行ったときは導入部分しか見えませんでしたが、岩を横ばいになって移動する(下はガケ)というかなり心臓に悪そうな場所でした。足場はほんのちょっとしかありません。
この先の戸渡り部分よりも、ここのトラバースのほうがよほど危険ですね。



さすがグンマの山
ライブカメラ
岩櫃山のある中之条のライブカメラの様子です。
岩櫃山自体のライブカメラはなかったのですが、標高が低いため、中之条町の天気を見ればだいたいわかります。
歴史とスリルと絶景の山
この記事では、岩櫃山の登山ルートについて解説しました。
大河ドラマの影響で、観光地としてもすごく整備されている場所です。どのルートも標識がしっかりしており、初心者でものぼりやすい山です。城跡までなら散歩感覚で行けます。
「歴史」「スリル」「絶景」の3拍子そろったおもしろい山なので、ぜひぐんまの山に遊びにきてください。