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岩手山で日帰り登山!初心者におすすめのルートと避難小屋の情報

岩手山のおすすめ登山ルートを解説します。
岩手山は登山者が多く、避難小屋もたくさんあるため、登山しやすい環境です。どのルートも上級レベルの体力が必要ですが、避難小屋で宿泊することで初心者でものぼりやすくなるでしょう。
今回は、岩手山を登山するために必要な地図や、ルートごとの難易度や時間についてもお伝えします。この記事を読めば、岩手山の登山がどんなものかよくわかるはずです。ぜひ参考にしてください。
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登山ルート概要 | ||
柳沢ルート | 上級レベル | 岩手山でもっともメジャーなルート。旧道と新道が選択でき、難易度の調整が可能 | 特徴
焼走りルート | 上級レベル | 噴火口を見ることができるルート。コマクサの群生あり | 特徴
上坊ルート | 上級レベル | 岩手山最短ルートだが、登山者は少ない。 | 特徴
岩手山登山の特徴
名称 | 岩手山(いわてさん) |
標高 | 2,038m |
ジャンル | 日本百名山 |
登山エリア | 東北 |
都道府県 | 岩手県 |
登山適期 | 6月上旬~10月上旬 |
難易度 | 上級 |
岩手山は、岩手県にある標高2,038mの山です。
岩手山は街から近い山なので、登山ルートはかなりたくさんあります。北も南も西からもルートがありますが、どこも上級者レベルの体力が必要です。
ただし、8合目の避難小屋で一泊することができるので、これらを利用すれば初心者でものぼりやすい山となっています。技術的難易度は低め。
のぼりきった先にはとてつもない絶景が待っているので、興味があるひとはぜひチャレンジして欲しい山です。
岩手山のおすすめ登山ルート

岩手山のおすすめ登山ルートについて解説します。
ここでは、特におすすめな登山ルートを3つご紹介します。
登山ルート概要 | ||||
柳沢ルート 上級レベル | 約1460m | 累計標高差約12km | 往復距離8時間20分 | 登山時間岩手山でもっともメジャーなルート。旧道と新道が選択でき、難易度の調整が可能 | 特徴
焼走りルート 上級レベル | 約1480m | 累計標高差約13km | 往復距離8時間50分 | 登山時間噴火口を見ることができるルート。コマクサの群生あり | 特徴
上坊ルート 上級レベル | 約1320m | 累計標高差約9km | 往復距離7時間 | 登山時間岩手山最短ルートだが、登山者は少ない。 | 特徴
柳沢ルート

柳沢ルートは、岩手山でもっともメジャーなルートです。
途中の分岐で、「新道」と「旧道」に分かれており、好きなほうを選択することができます。のぼりやすいのは右側の新道で、ガレ場(岩場)が多いのが左側の旧道になっています。
下記の動画は私が実際に辿ったルートですが、行きは新道で帰りは旧道です。
合計距離 | 11.7km |
最高点の標高 | 2038m |
最低点の標高 | 608m |
累積標高(上り) | 1456m |
累積標高(下り) | 1456m |
初心者や初めて行くひとが挑戦するのであれば、このルートが一番おすすめです。登山者が多く、8合目には宿泊できる避難小屋があり、水場やトイレもあります。

私もこのルートでのぼりました
ただし、水場は冬は凍結して使えないので注意してください。私が行ったのは10月下旬でしたが、使えなくなっていました。
また、旧道はガレ場でのぼりづらいため、新道で行くほうがのぼりやすいです。


焼走りルート


柳沢ルートに次いで人気なのが、焼走りルートです。
このルートは途中と頂上に噴火口が見ることができ、時期(6月下旬頃)になるとたくさんのコマクサを見ることができます。
ルート上には、「平笠不動避難小屋」という通年利用できる無人小屋もあります。
合計距離 | 12.9km |
最高点の標高 | 2038m |
最低点の標高 | 567m |
累積標高(上り) | 1475m |
累積標高(下り) | 1475m |
上坊ルート


上坊ルートは、岩手山の最短ルートです。
上坊神社からのぼるルートで、信仰登山の対象となっているコースでもあります。ただし、ここからのぼる登山者はあまり多くありません。
上記の焼走りルートとは登山口が近いため、あわせて周回するひとも多いルートです。
合計距離 | 9.4km |
最高点の標高 | 2038m |
最低点の標高 | 725m |
累積標高(上り) | 1315m |
累積標高(下り) | 1315m |
岩手山の避難小屋
岩手山の避難小屋の情報をまとめます。
この記事で紹介した各ルートには、宿泊可能な避難小屋がありますので、ご紹介します。
8合目避難小屋


岩手山の8合目にある避難小屋です。
柳沢ルートの途中にあります。ここは登山シーズン中は管理人がおり、宿泊することも可能です。強制ではないかもしれませんが、大人1,700円の宿泊協力金が必要です。
管理人がいる期間は、およそ6月下旬~10月中旬くらいです。この期間外でも利用は可能で、トイレや水場としても利用できます。収容人数は100人ほど。
御成清水


8合目避難小屋前には「御成清水」という水場があります。
ただし、冬場は凍結しているため注意しましょう。
不動平避難小屋


不動平避難小屋は、岩手山の頂上にもっとも近い小屋です。
2階建てになっており、積雪期は上からも入れるようにハシゴがあります。トイレあり。8合目避難小屋が人気で利用できないときは、こちらの利用も検討しましょう。
平笠不動避難小屋
光笠不動避難小屋は、焼走りルートと上坊ルート上にある避難小屋です。
こちらもトイレがあり、綺麗な小屋です。収容人数は少なめ。
ライブカメラ
岩手山のライブカメラの様子です。
岩手山は、盛岡の街中からもドーンと迫力ある姿が見えます。
岩手山は登山しやすい環境
岩手山のおすすめ登山ルートについて解説しました。
岩手山は登山者も多く、避難小屋も多いため、とても登山しやすい環境が揃っています。ただし、どのルートも上級レベルの体力が必要です。
柳沢ルートには水場もあるので、避難小屋を利用することで、登山しやすいでしょう。岩手山は、百名山の中でも屈指の名峰なので、ぜひのぼってみてください。