登山上級者になるための筋トレ!驚くほど効果がある2つのトレーニング法

登山女

もっと実力をあげて登山を楽しみたい

登山男

強い登山者になりたい!

という願望はありませんか?

ダンベルを使った筋トレを行うことで、あなたの登山レベルは飛躍的にアップかもしれません。

この記事では、登山歴8年&筋トレ歴7年の私が本気で山へ挑戦したい方向けに、ダンベルを使ったトレーニング方法をご紹介します。

この記事でわかること
  • 上級者になるための筋トレ方法(ダンベル使用)
  • なぜダンベルが必要なのか?
  • ダンベルを使った筋トレの頻度
スグル

ダンベルを使うことでさらにレベルアップできるはずですよ!

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この記事を書いたひと
  • 登山歴8年で週末はいつも山なひと
  • 富士山が好きで全ルート日帰りで踏破
  • 国内最難関の表妙義縦走ルートも経験済
  • 山グッズを大量に持っており知識が豊富
スグルです


目次

登山上級者になるための筋トレメニュー

ここでは、登山でよく使う下半身のトレーニングをメインにご紹介します。

ダンベルを使う筋トレをすれば、他の登山者に差をつけられるはずですよ。

ダンベルスクワット

トレーニングの王様と呼ばれる、スクワットのダンベルバージョンです。

スクワットは登山ではまず間違いないトレーニングで、ダンベルを使うことにより体幹も同時に鍛えられます。

ダンベルスクワットのやり方

STEP
ダンベルを持ち、足を肩幅程度まで開く

足先は少し外側に向けましょう。少し外側に向けると、ヒザの動きがスムーズです。

STEP
おしりを後ろに突き出しながら、ヒザが90度になるまでゆっくり姿勢を低くする

通常のスクワットと同じように、お尻から動かすというのも大きなポイントです。

最初におしりを後ろ側におろしながら突き出すと、自然とヒザが前に出なくなります。これを意識するだけで綺麗なフォームになり、きちんと下半身の筋肉に効かせることが出来ます。

STEP
ヒザが地面と平行になったら、ゆっくりと元の姿勢まで戻す

ゆっくりと戻しましょう。

おすすめの回数 = 10回 × 3セット

ダンベルを使っている分、しっかりと太ももに刺激がいくと思います。最初は2kgくらいから始めると良いでしょう。

つま先より前にヒザが出ると、ケガをするおそれがあるので注意。

スクワットはヒザに負担がかかりやすい筋トレですので、正しいフォームで行うことを心がけましょう。

シーテッドカーフレイズ

こちらは座って行うカーフレイズです。

立ってやるカーフレイズよりも、ピンポイントでふくらはぎに効かせることが出来ます。ダンベルを使うことで、かなりしっかりと効かせることが出来ますので、個人的にもおすすめです。

シーテッドカーフレイズのやり方

STEP
椅子に少し浅めに座る

足が90度曲がるくらいの高さが理想です。

STEP
ダンベルを膝の上に乗せる

ダンベルを安定する位置に置きましょう。

STEP
姿勢をまっすぐに保ちながら、かかとを上げ下げする

かかとは限界まであげるのがポイントです。

こうすることで、ふくらはぎの筋肉の収縮をしっかりと感じられるはずです。かかとを限界まであげている辺りが、一番よく効きます。

この感覚は、実際にやってみればわかると思いますので、限界まで上げることを意識してみて下さい。

おすすめの回数 = 10回 × 3セット

こちらも、まずは2kgくらいの重さからやってみましょう。

シーテッドカーフレイズは座っている分負荷が軽いので、余裕があればもっと重くしても大丈夫です。

限界までかかとをあげることを意識できれば、立ってやるカーフレイズよりもしっかりとふくらはぎに効くはずです。

スグル

私は立つカーフレイズよりも、こっちの方が好みです

筋トレをやる頻度

登山男

週に何回やればいいの?

その疑問にお答えしたいと思います。

週に2~3回

ダンベルを使った場合のトレーニングは、週に2~3回程度が良いでしょう。

筋トレ→次の日休み→筋トレ→次の日休み

こんな感じでトレーニングしていけば良いです。

筋肉痛が治らないときは、2~3日休んでも構いません。しっかりと筋トレできていれば、休ませている間にも筋肉は成長していきます。

やりすぎるとオーバーワークでケガをしてしまうこともあるので、焦らずにやっていきましょう。

スグル

筋トレは小さな積み重ねが大事ですよ

なぜダンベルが必要なのか?

登山男

登山にダンベルって必要なの?

自重(自分の体重)だけでやるトレーニングも十分効果がありますが、実際の登山ではザックを背負っていますよね?そのザックで背負う分の重さをダンベルで補おうということです。

ダンベルを使った筋トレを行うことで、より実戦に近い筋肉をつけることが出来ます。

また、ダンベルをザックに入れて登山をすれば、無駄なくお手軽に筋力アップが期待できます。

重量を増やしすぎる必要はない

私はヒザを壊す前は

フルボトムバーベルスクワットを70kg×10回×3セット

とかでやっていました。

登山女

70kgもかついでスクワット出来れば、山も楽に登れるんじゃない?

私も当初はそう思い努力していましたが、登山でその恩恵を感じたことはほとんどなかったです。70kgかつげる筋力があるからといって、7時間歩けるとは限りません。

使う筋肉の種類が違うんです。

筋肉には、遅筋と速筋と呼ばれる2タイプのものがあります。わかりやすくいえば、パワーの筋肉とスタミナの筋肉です。

この2つはそれぞれ鍛え方が異なります。

  • 筋肥大(速筋)を目的とした筋トレでは、パワーが増える。
  • 筋持久力(遅筋)を目的とした筋トレでは、スタミナが増える。

これを理解していないと、効率よく登山のトレーニングをすることは出来ません。

当時の私も筋肥大と筋持久力の違いは理解していましたが、大は小をかねるものだと思っていました。しかし、実際にやってみたら、大した成果は得られなかったというところです。

しかも、最終的には様々な疲労が蓄積して、ヒザを壊す結果となりました・・・。

どのくらいの重量が最適か

登山男

結局、登山に最適なダンベルの重量っていくつなの?

ダンベルの重量は、テント泊などを考えるとMAX20kgくらいで良いと思います。

日帰り専門ならば、10kgでも良いでしょう。登山では、速筋よりも遅筋(スタミナの筋肉)を重視した方が良いです。

その方が確実にパフォーマンスは上がります。

ダンベルスクワット20kgで10回できるようになったら、次は20回30回を目指していく

というやり方が、登山ではベストなトレーニング方法だと個人的には考えています。

最低限の速筋(パワー)を鍛えつつ、遅筋(スタミナ)のレベルアップを目指していくわけです。登山用としては、これが一番無駄のないトレーニングになると思います。

筋肉を太くしたくない場合

登山女

筋肉をあまりつけたくない・・・

女性の場合、そういった考えの人もいるでしょう。

この場合には、遅筋を重点的に鍛えましょう。重量を増やすのではなく、回数を増やします。

遅筋は見た目には反映されにくい筋肉ですので、スリムな体を維持したまま筋力アップが狙えます

個人的には、女性でも最低限リュック分の速筋は鍛えておいた方が良いと思いますが、どうしても太くなりたくない場合は、以下のような自重トレーニングがおすすめです。

自重トレーニングについて

自重トレーニングについての解説は、以下の記事をどうぞ。

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まとめ : ダンベルを使うとよりレベルアップできる

ダンベルを使うと、よりレベルアップが出来ます。

なぜなら、実際に背負うザックの重量分の筋トレも出来るからです。そのまま筋トレをするも良し、リュックに入れて重りにするのも良しと、登山では大活躍する筋トレグッズです。

ある程度登山をやり込んでいる人は、ウェイトトレーニングもやっているはずです。

特に雪山などに行く場合は、荷物が重くなるので必須なトレーニングかと思います。私は、雪山シーズン前の秋ごろは、特に集中してやっています。

ダンベルを使ったトレーニングで、さらなるレベルアップを目指していきましょう。


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