トレッキングポールの長さについて、お悩みではありませんか?
トレッキングポールは、地面に突いて体重を支え、歩行時のバランスを取るために使われます。そのため、身長や登山道の状況に合わせて、適切な長さに調整することが大切になります。
そこで、身長別のポールの適切な長さを一覧表にしてみましたので、参考にしてみてください。さらに細かい身長については、本文中のサイズ表をご覧ください。
身長 | ポールの目安の長さ |
---|---|
145cm | 91cm |
150cm | 95cm |
155cm | 98cm |
160cm | 101cm |
165cm | 104cm |
170cm | 107cm |
175cm | 110cm |
180cm | 113cm |
185cm | 117cm |
190cm | 120cm |
この記事では、トレッキングポールの長さの目安について、以下の2つのポイントでお伝えします。
- 身長別ポールの長さの目安表
- のぼりとくだりでの適切な長さ

適切な長さで使えば登山が楽になりますよ!
トレッキングポールの適切な長さ
トレッキングポールの適切な長さは、身長や体格によって変わります。
これには、計算式を使ってある程度導き出すことができます。
この項では、ポールの長さを適切に選ぶ計算方法の解説と、それを使った一覧表を載せています。
適切な長さとは
適切なトレッキングポールの長さは、以下の式で求めることができます。
身長 × 0.63
たとえば、身長170cmのひとの場合、170cm × 0.63 = 107.1cmとなります。ただし、この式はあくまで目安であり、個人差があるため、参考程度にしてください。



下に身長別のサイズ表があるよ!
身長別のサイズ表
身長別で、ポールの目安の長さ一覧表をつくりました。
のぼりと下りでは長さを変えますので、この表から±10cmの調整幅があると良いです。
小数点以下は表示しても見づらいので、切り上げで計算しています。実際に使うときに、小数点以下まで気にすることはないですしね。
身長 | ポールの目安の長さ |
---|---|
140cm | 88cm |
141cm | 89cm |
142cm | 89cm |
143cm | 90cm |
144cm | 91cm |
145cm | 91cm |
146cm | 92cm |
147cm | 93cm |
148cm | 93cm |
149cm | 94cm |
150cm | 95cm |
151cm | 95cm |
152cm | 96cm |
153cm | 96cm |
154cm | 97cm |
155cm | 98cm |
156cm | 98cm |
157cm | 99cm |
158cm | 100cm |
159cm | 100cm |
160cm | 101cm |
161cm | 101cm |
162cm | 102cm |
163cm | 103cm |
164cm | 103cm |
165cm | 104cm |
166cm | 105cm |
167cm | 105cm |
168cm | 106cm |
169cm | 106cm |
170cm | 107cm |
171cm | 108cm |
172cm | 108cm |
173cm | 109cm |
174cm | 110cm |
175cm | 110cm |
176cm | 111cm |
177cm | 112cm |
178cm | 112cm |
179cm | 113cm |
180cm | 113cm |
181cm | 114cm |
182cm | 115cm |
183cm | 115cm |
184cm | 116cm |
185cm | 117cm |
186cm | 117cm |
187cm | 118cm |
188cm | 118cm |
189cm | 119cm |
190cm | 120cm |
191cm | 120cm |
192cm | 121cm |
193cm | 122cm |
194cm | 122cm |
195cm | 123cm |
196cm | 123cm |
197cm | 124cm |
198cm | 125cm |
199cm | 125cm |
200cm | 126cm |
一応2mまで作ってみましたが、そこまで大きいひとは登山中見たことないですね(笑)
実際の使用感
実際に私が使用している長さは、のぼりで110cmです。
身長は178cmくらいなので、上の表に照らし合わせると【113cm】が適切なポールの長さとなります。だいたい合ってますね。
実際に計ってみるのが確実ではありますが、この表だけでも、トレッキングポールのサイズ選びの参考にできるとおもいます。
状況によっても長さを変える
トレッキングポールは、登山道の状況によっても長さを変える必要があります。
こういった状況では、それぞれ長さを変えていかないと、地面に上手に突くことができません。身長だけでなく、状況に合わせて長さを変えることも大事です。
ヒジは90度
トレッキングポールの長さは、ヒジを曲げた時に90度になるのが理想です。
こうすると、ポールを使った時のバランスがとりやすくなります。
これが一番基本的な長さです。登山道には傾斜がありますので、これにプラスして長さを変えていく必要があります。
のぼりは短くする
のぼりのときは、±5~10cm短くしましょう。
のぼりのときにポールが長いと、腕を大きくあげる必要があるため、疲れやすくなります。また、当然ながら使いにくいです。



腕の筋トレとして考えるのならアリですが・・・
下りは長くする
下りは反対に、±5~10cm長くします。
くだりのときは先に突いて、スピードの勢いをころす必要があるため、少し長めが良いです。
シビアに変える必要はない
色々と書きましたが、長さについてはざっくりで良いです。
登山道の段差は一定ではないため、いちいち頻繁に長さを変えていては逆に疲れます。



長いと使いづらいんだけど・・・
そういうひとは、持ち手が長くなっているタイプのトレッキンポールを選ぶと良いでしょう。
このタイプは、手で握れる範囲が広くなっており、下側を持つことで短く使うことができます。下の記事でも、いくつか紹介しています。


高低差もそうですが、突く位置にもよって高さは変わるので、あまりシビアになる必要はありません。



ポールに使い慣れるということも重要です!
身長や状況に合わせることが大事
トレッキングポールは、身長や登山道の状況に合わせて長さを変えるのが大事です。
ただし、頻繁に長さを変えていては逆に疲れますので、ある程度は許容しつつ使いましょう。
また、伸縮式のポールを選ぶ際には、最大と最小の長さを確認して、自分の身長に合った長さに調整できるかどうかを判断してください。
ポールを適切な長さにして、快適に登山を楽しみましょう。