トレッキングポール選びでお悩みではありませんか?
トレッキングポールは、数多くのブランドや価格帯があり、何を選んだらいいかわからないというひとも多いとおもいます。
できれば安くて良いもの、高くても高性能なものを選びたいですよね。
そこで今回は、これまでに数十本使いこなしてきた私が厳選した「間違いないトレッキングポール」をご紹介します。また、買うときに意識しているポイントもお教えします。
- 買うときのポイント
- 値段別のおすすめトレッキングポール
- ブランド別のおすすめトレッキングポール

自分が納得いくものを選んでください!
トレッキングポールを買うときのポイント


私は過去に色んなメーカー、色んな種類のトレッキングポールを使いこなしてきました。
トレッキングポールは、好きじゃなければ調べるのが苦痛なくらい世の中にはたくさんあります。特に低価格帯は、完全に市場過多。
私自身、登山道具が好きでかなり詳しく調べており、そのなかで買うときの判断基準というものを、設けて購入しています。
ここでは、私が買うときに意識しているポイントを5つお伝えします。
買うときの5つのポイント
- 価格
- ブランド
- 素材
- 使う用途
- 収納タイプ



買うときの判断基準にしてみてください
価格を見る
トレッキングポールは、値段の幅が大きいです。
当たり前ですが、財布にあるお金以上のものは買えません。なので、まずは自分の出せる範囲の金額を決めましょう。



とにかく安いやつ!



高くても良いのが欲しい!
自分で決めた金額のなかから、より良い物を選ぶのが大事。
使い方にもよりますが、トレッキングポールは比較的壊れやすいので、コスパも考えておくと良いです。
ブランドも大事
ブランドも大事です。
自分が気に入っているブランドのものを使うと、モチベーションがあがります。登山は基本的につらい運動でもありますから、気に入ったものを選択するのはすごく大事。
トレッキングポールの最高峰メーカーとしては、Black DiamondとLEKIの2強かなとおもっています。この2つのメーカーは、クオリティも機能性も別格。



値段も高いけど!
「山に行く理由がひとつでも出来れば良い」という考えのもと、私は値段が高くても気に入ったメーカーのものは買うようにしています。特に、Black Diamondがお気に入りです。
素材の特性を理解する
トレッキングポールの素材は、アルミかカーボンです。
これらは、以下のような特徴があります。
アルミ | カーボン |
---|---|
やや重い | 軽い |
丈夫 | 比較的壊れやすい |
衝撃吸収しにくい | 衝撃吸収しやすい |
価格が安い | 価格がやや高め |
さらに簡単にまとめると、両者は重さと耐久性が反比例しています。
軽い物が良ければカーボンを選び、耐久性を重視するならアルミを選びます。私は体重が重いので、耐久性重視のアルミをいつも選んでいます。
※この記事に選んであるトレッキンポールは、重さの一覧表を作っていますので、そちらを参考にしてください。
耐久性という意味では、はじめの使い慣れないうちはカーボンよりもアルミのほうがオススメです。
カーボンはある程度使い慣れてからのほうが、余計な出費はしなくて済みます。値段も高くなるので。
使う用途をわける
トレッキングポールは、基本的に消耗品です。
登山に慣れてくると、好きなブランドのトレッキングポールが欲しくなってくるとおもいます。しかし、BlackDiamondやLEKIはとても高価。
私の場合、以下のような使い分けをしています。
- 普段使い用(比較的安価なもの)
- 気合入れていく用(高価なもの)
- 鎖場用(折り畳み式)
- 雪山用(スノーバスケットつけたまま)
こうすることで、手間とコストを抑えることに成功しています。



あれ?複数買ったら余計に出費がかさむんじゃ・・・



長い目で見れば安くなってる・・・はず!
好きな収納タイプで選ぶ
トレッキングポールの収納は、伸縮タイプか折り畳みタイプがあります。
伸縮タイプ | 折り畳みタイプ |
---|---|
収納しても長め | 小さく折り畳める |
組み立てに時間がかかる | 組み立てが早い |
耐久性がある | 耐久性がやや不安 |
価格が安め | 価格が高い傾向がある |
一番大きな違いは、収納したときのサイズ差。
小さく収納したいなら、折り畳みタイプがオススメです。こうして比較して改めて考えると、折り畳み式のほうに若干優位性があるかなとおもいました。
収納しやすく、ザックのサイドポケットに入れてもひっかけにくいので、これらの状況には一番向いています。また、バスや電車での移動時には、飛び出ないので安心です。
ただ、買うときによくあるんですが、自分の気に入ったトレッキングポールが、自分の欲しい収納タイプだとは限りません。
別にどっちが良くて悪いというわけでもないので、この要素に関してはそこまでシビアに考えなくて大丈夫です。見た目気に入ったものを使うのが一番かと。
折り畳み式でも、Amazonでは安い物なら3000円くらいからあります。
女性向けモデルがある
トレッキングポールには、女性向けのものがあります。
展開できる長さが少し短く、カラーも女性好みになっているのが特徴。展開時のサイズは、だいたい125cmまでのものが多いです。
ただし、性別の要素はそこまで気にしなくて良いかなとおもいます。
私は身長178cmですが、トレッキングポールをのぼりで使用するときの長さは110cm、くだりで115cmなので、十分に範囲内に収まります。
私より10cm以上身長が高いひとや長く使いたいひとは、少し注意する必要があるかなという程度の話です。


なので、基本的に「性別はあまり関係ない」という認識でよいかとおもいます。
女性が好む色や軽さになっているというだけで、別に男が使っても問題ないです。自分が気に入ったものがあれば、素直に使いましょう。
ちなみに、女性向けの物は低価格帯にはなく、1万円以上の価格から登場します。
価格帯別のおすすめトレッキングポール


ここでは、価格帯別のトレッキングポールを紹介していきます。
それぞれの金額ごとに、おすすめのトレッキングポールを厳選しました。私の中で、「この予算だったら絶対これを選ぶ」というのが、選定基準となっています。
商品名 | 価格帯 | 素材 |
---|---|---|
DABADA | 2,000円~5,000円 | アルミ |
TrailBuddy | 2,000円~5,000円 | アルミ |
MOSS. OBU-JAPAN | 5,000円~10,000円 | アルミ |
Alpin Loacker | 5,000円~10,000円 | アルミ |
トレイル | 10,000円~20,000円 | アルミ |
ウィメンズトレイル | 10,000円~20,000円 | アルミ |
レガシーライト | 10,000円~20,000円 | アルミ |
ラサ | 10,000円~20,000円 | アルミ |
ディスタンスカーボンFLZ | 20,000円以上 | カーボン |
ウィメンズ ディスタンスカーボンFLZ | 20,000円以上 | カーボン |
パーシュートFLZ | 20,000円以上 | アルミ |
ブラックシリーズFXカーボン | 20,000円以上 | カーボン |
2000円~5000円
この価格帯は安いので、初心者やはじめて使うひとにオススメです。
安いので複数所持しやすく、壊れてもあまり惜しくないのがポイント。普段使いでは、もっとも気軽に使っていける価格帯です。
私はスノーバスケットの付け替えが面倒なので、雪山用と夏山用で分けて使っています。
DABADAトレッキングポール


DABADAのトレッキングポールは、低価格帯ではもっともオススメです。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
価格が安い スクリューキャップ式で外れない 衝撃吸収機能付き SG認証取得で安全性が高い 高級感があるコルクグリップ | ブランド名が主張している 人気なので他人とかぶる |
先端のキャップがスクリュー式になっており、登山中に落とすことがありません。SG認証で安全性も高いです。
こちらは、本音で詳しくレビューしていますので、興味があるひとは見てみてください。


TrailBuddy トレッキングポール


TrailBuddyのトレッキングポールは、カラーバリエーションが豊富です。
付属品もたくさんついており、スノーバスケットも最初から付属しているため、買ってすぐに雪山で使うことが可能。自分の服装に合わせて、カラーを変えられるのは良いですね。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
カラーバリエーションが豊富 キャップやバスケットの予備付き スノーバスケットもついている 高級感があるコルクグリップ | 重め デザインがいまいち |
5000円~1万円
ちょっと良いものを買いたいならこの価格帯。
値段と品質のバランスが良く、見た目の安っぽさもないので、こちらも普段使いはしやすいです。シンプルでオシャレなデザインが多くなってくるのも、この価格帯からですね。
MOSS. OBU-JAPAN


MOSS. OBU-JAPANは、埼玉県発の登山ブランドです。
MOSS. OBU-JAPANのトレッキングポールのおもしろいところは、持ち手が下部まであるところ。傾斜が変わっても、持ち手を変えるだけで、短く持ったり長く持ったりすることが可能です。
長さ調整せずに、傾斜対応ができるのは非常に魅力的ですね。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
安心の日本製 持ち手が長いので高低差に強い 登録すると180日間の保証がつく 高級感があるコルクグリップ 付属品は一通りそろっている | 重め レバーロックの耐久が不安 |
Alpin Loacker


Alpin Loackerは、ヨーロッパ発のブランド。
Alpin Loackerのトレッキングポールは、杖はもちろん収納袋までオシャレ。このレベルになってくると、安っぽさも全然ないですね。
カーボン製ではあるものの、継ぎ目にはアルミを使用しており、剛性を高めてある分、少し重くなっています。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
カーボン製で軽量 折り畳みタイプで収納力抜群 持ち手が長いので高低差に強い 連結部にはアルミを使用 見た目に高級感がある 付属品は一通りそろっている | カーボンとしてはやや重め 耐久性はやや不安 |
1万円~2万円
お金をかけられるなら、この価格帯がオススメです。
LEKIやBlackDiamondなどの一流ブランドは、このくらいからチラホラ顔を出してきます。
デザインも機能性もハイレベルであり、基本的にストレスフリー。高級感もあり、選べる幅も広いです。コスパも良好。
男性用との違いは、展開できる長さが少し短いという点とカラーが女性好みという点です。男が使っても全然問題ないので、気に入ったものがあれば使いましょう。
トレイル


ブラックダイアモンドを買いたければ、この値段からです。
トレイルは、BlackDiamondのトレッキングポールのエントリーモデル(入門用)ですね。私も色違いを2つ持っています。
デザインがとてもシンプルでオシャレで、気に入っています。アルミならではのしっかりとした作りが魅力的で、耐久性が高めです。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
BlackDiamondの中では価格が安い 耐久性がある 高級感がある ゴムグリップで滑りにくい | 汗をかくと持ち手が滑りやすい |
ウィメンズ トレイル


ウィメンズトレイルは、上記トレイルの女性向けモデル。
エントリーモデルなので、BlackDiamondの中では一番安いです。少し重いのが残念ではあるんですが、その分しっかりとした作りで耐久性があります。
ブラックダイアモンドに憧れがあるなら、ぜひ使ってみて下さい。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
BlackDiamondの中では一番安い 耐久性がある 高級感がある ゴムグリップで滑りにくい | 汗をかくと持ち手が滑りやすい |
レガシーライト


レガシーライトは、おそらくLEKIのエントリーモデル(入門用)です。
そのため、LEKIのトレッキングポールのなかでは、価格が安くなっています。LEKIの入門用にはオススメです。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
入門用に最適 LEKIの中では価格が安い 幅広い長さに対応している 高級感があるコルクグリップ | やや重め |
ラサ


ラサは、上記レガシーライトの女性向けモデルです。
LEKIは比較的、派手めのデザインが多いのですが、ラサは控えめな色になっています。こちらも、LEKIの入門用としてはオススメです。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
入門用に最適 LEKIの中では価格が安い 125cmまでの長さに対応している 高級感があるコルクグリップ | やや重め |
2万円以上
一番高い価格帯です。
お金があるなら、この価格帯のものを買っておけば間違いありません。見た目、品質、使いやすさ、どれをとっても世界でトップクラスのトレッキングポールです。
一流の登山者になりたいなら、やはり道具も一流にするべきかと。強いひとが安い価格帯のトレッキングポール使ってるのって、ほとんど見たことないので。
ディスタンスカーボンFLZ


ディスタンスカーボンFLZは、Black Diamondトレッキングポールの最高峰モデル。
私が思うに、Black Diamondの最高傑作品です。アルファベットの「FL」はフリックロックのことで、「Z」はZポールシステムを採用しているということで、機能性が抜群です。
Zポールシステムで瞬時に組み立て→フリックロックで長さ調整という流れですぐに使うことが可能。
重さを比較しても、他のトレッキングポールより圧倒的な軽さです。とにかく軽いトレッキンポールが良ければこれ一択。
ディスタンスカーボンFLZを使いだしたら、他のものでは満足できなくなるでしょう。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
BlackDiamondの最高峰モデル 圧倒的な軽さ 高品質で高機能 Zポールシステム対応で出し入れが一瞬 折り畳み式 | 価格が高め 耐久性はやや不安 |
ウィメンズ ディスタンスカーボンFLZ


こちらは、ディスタンスカーボンの女性向けモデル。
ウィメンズディスタンスカーボンFLZも、同じく超軽量です。こちらは、女性らしいカラーリングに仕上がっています。
重さを比較しても圧倒的に軽いので、女性には特にオススメします。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
BlackDiamondの最高峰モデル 圧倒的な軽さ 高品質で高機能 Zポールシステムで出し入れが一瞬 折り畳み式 | 価格が高め 耐久性はやや不安 |
パーシュートFLZ


パーシュートFLZは、Black Diamondからでた新しいトレッキングポールです。
パーシュートのおもしろいところは、先端が六角レンチになっているところ。登山中にポールが緩むなとおもったら、この杖だけでフリックロックの強弱を調整できます。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
ロック調整がその場でできる 折り畳み式 高級感のあるコルクグリップ スノーバスケットが付属 | 値段が高め |
ブラックシリーズFXカーボン


ブラックシリーズFXカーボンは、LEKIのフラッグシップモデルです。
フラッグシップとは、最高グレードのことで、会社を代表する顔となるモデルのことです。つまり、それくらい自信があって品質が良いということ。
強度の弱い継ぎ目部分はアルミになっているので、カーボンでありながら剛性は高くなっています。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
すべてが高品質 レバーロックを簡単に調整可能 連結部にはアルミを使用 持ち手が長いので高低差に強い | 価格が高め |
ブランド別のおすすめトレッキングポール


ブランド別のオススメトレッキングポールをご紹介します。
私が特にオススメするのは、BlackDiamondかLEKIです。好みが合えば、Karrimorもとてもオススメ。
商品名 | ブランド名 | 素材 |
---|---|---|
トレイルコルク | BlackDiamond | アルミ |
ウィメンズ トレイルコルク | BlackDiamond | アルミ |
ディスタンスFLZ | BlackDiamond | アルミ |
レガシーライトAS | LEKI | アルミ |
マカルーFXカーボンAS | LEKI | カーボン |
クレシダFXカーボンAS | LEKI | カーボン |
カリマートレッキングポール | Karrimor | カーボン |
ロングトレイル125 | SINANO | アルミ |



各ブランドの中から厳選しています!
BlackDiamond
BlackDiamondは、登山用具で有名なメーカーです。
登山をやっていれば、知っているひとも多いはず。アイゼンやクライミング用品でも、とても高品質なものを作っています。
トレッキングポールメーカーとしては、世界でもトップクラスの性能と品質。個人的な視点では、この業界のNO.1はBlackDiamondだとおもっています。
トレイルコルク


トレイルコルクは、さきほど挙げたトレイルのコルクグリップバージョンです。
ゴムグリップは汗をかくと滑りやすいので、私はコルクのほうをオススメします。
ただ、厳冬期に手袋をしているときなんかには、ゴムのほうがすべりにくいので、一長一短ではあります。それぞれ使う時期によって、使い分けると良いでしょう。
トレイルコルクは、価格と品質を考えるとかなりオススメです。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
BlackDiamondの中では価格が安い価格 値段のバランスがとても良い 高級感のあるコルクグリップ トレッキングとパウダーバスケット付属 | やや重め |
ウィメンズ トレイルコルク


ウィメンズトレイルコルクは、トレイルコルクの女性向けモデルです。
上記のトレイルコルクと比べると、20gも軽くなっています。カラーリング的には男が使っても気にならないと思うので、こちらを選択するのは全然アリかとおもいます。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
BlackDiamondの中では価格が安い価格 値段のバランスがとても良い 高級感のあるコルクグリップ トレッキングとパウダーバスケット付属 | やや重め |
ディスタンスFLZ


ディスタンスカーボンFLZのアルミバージョン。
アルミ製なのでカーボンより値段が安くなり、その分重くなります。しかし、持ち手がEVA素材になっているので、アルミ製トレッキングポールとしてはかなり軽いです。
私は耐久性重視なので、ディスタンスカーボンよりもこっちのディスタンスFLZを選びますね。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
値段と品質のバランスが良い アルミ製なのに軽い Zポールシステムで展開が一瞬 折り畳み式 | 値段がやや高め |
LEKI
LEKIは、トレッキングポールで世界トップクラスのメーカー。
スキーの杖としても有名なメーカーで、ウィンタースポーツをやっていれば、その名を目にするひとは多いとおもいます。
トレッキングポールとしても、一流品を作っているメーカーで、世界中に多くのファンがいます。
BlackDiamondと同じく、登山道具好きな私が一目置いているメーカーです。値段は高いですが、品質は間違いなくトップクラス。
レガシーライトAS


レガシーライトASは、レガシーライトのアンチショック機能付き版です。
カラーリングも落ちついたグリーンで、老若男女問わず使いやすいですね。レガシーライトは、LEKIの入門用の位置づけだとおもいますが、アンチショック機能がついているのが良ければこっちを選びましょう。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
入門用に最適 LEKIの中では価格が安い アンチショック機能付き 高級感があるコルクグリップ | やや重め |
マカルーFXカーボンAS


マカルーFXカーボンASが特徴的なところは、先端だけアルミ素材になっているという点。
カーボンでありながら、アンチショックシステムを盛り込んだモデルです。
また、アンチショックシステムは下段にあるため、地面に近い位置での衝撃吸収効果が期待できます。これも非常に特徴的ですね。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
長さ調整がスピーディにできる 持ち手が長いので高低差に強い アンチショック機能付き 折り畳み式 | 価格は高め 重め |
クレシダFXカーボンAS


クレシダFXカーボンASは、マカルーFXカーボンASの女性向けモデルです。
女性らしいホワイトの色合いが美しいのが印象的。基本性能は同じですが、マカルーと比べると手の小さな女性でも握りやすいように、持ち手が細くなっています。
トレッキングポールでホワイト色はかなり貴重。デザイン性は唯一無二ですね。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
珍しいホワイト色 手の小さい女性でも握りやすい 持ち手が長いので高低差に強い アンチショック機能付き 折り畳み式 | 価格は高め やや重め |
Karrimor


Karrimorは、イギリスの有名アウトドアメーカーです。
アウトドア好きなら知っているひとも多いメーカーですね。このトレッキングポールは、カーボンとファイバーグラスの混合で、軽量さを実現しています。
カリマーらしいオシャレなデザインが特徴的。カリマー好きにはたまらない逸品だとおもいます。価格と重さとオシャレさのバランスが優秀。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
有名なアウトドアメーカー とても軽量 デザインがオシャレ ロックシステムが金属製で丈夫 | 価格がやや高め 耐久性はやや不安 |
SINANO


シナノは、日本の杖メーカーです。
トレッキングポールだけでなく、いろんな種類の杖を取り扱っています。ロングトレイル125は、シナノの初心者にオススメのモデルです。
シャフト一節単位での修理交換が可能で、日本製ならではの手厚いサポートが受けられるのが特徴的ですね。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
国産のメーカー シャフト一節単位での修理が可能 ロックシステムが金属製で丈夫 | やや重め |
重さと長さ一覧表


この記事にある、トレッキングポールの重さと長さの一覧表です。
重さに関しては、長さの条件が違うと公平にならないため、一覧表にしました。自分が使う長さに対応した重さ同士で比較してください。
長さは、収納時の最小値を記載しています。伸縮式はだいたい60cm前後、折り畳み式は40cm前後です。
商品名 | 長さ(cm) | 重さ(ペア) |
---|---|---|
DABADA | 56~120cm | 440g |
TrailBuddy | 62.5~135cm | 550g |
MOSS. OBU-JAPAN | 62~134cm | 550g |
Alpin Loacker | 33~120cm | 490g |
トレイル | 64~140cm | 486g |
ウィメンズトレイル | 62~125cm | 480g |
レガシーライト | 66~135cm | 510g |
ラサ | 64~125cm | 494g |
ディスタンスカーボンFLZ | 34~110cm 37~125cm 40~140cm | 324g 352g 380g |
ウィメンズ ディスタンスカーボンFLZ | 34~110cm 37~125cm | 324g 352g |
パーシュートFLZ | 100~125cm 100~140cm | 474g 508g |
ブラックシリーズFXカーボン | 110~130cm | 456g |
トレイルコルク | 64~140cm | 512g |
ウィメンズ トレイルコルク | 64~125cm | 486g |
ディスタンスFLZ | 34~110cm 37~125cm 41~140cm | 390g 420g 450g |
レガシーライトAS | 66~135cm | 510g |
マカルーFXカーボンAS | 110~130cm | 534g |
クレシダFXカーボンAS | 100~120cm | 516g |
カリマートレッキングポール | 64~135cm | 420g |
ロングトレイル125 | 59~125cm | 510g |
自分の感覚を大事にしよう


トレッキングポール選びは、自分の感覚を大事にしましょう。
「価格」だったり、「見た目」だったり、「重さ」だったり、自分で判断するのが一番良いです。私は「見た目」と「機能性」を重視しています。
商品名 | 重さ(ペア) | 価格帯 |
---|---|---|
DABADA | 440g | 2,000円~5,000円 |
TrailBuddy | 550g | 2,000円~5,000円 |
MOSS. OBU-JAPAN | 550g | 5,000円~10,000円 |
Alpin Loacker | 490g | 5,000円~10,000円 |
トレイル | 486g | 10,000円~20,000円 |
ウィメンズトレイル | 480g | 10,000円~20,000円 |
レガシーライト | 510g | 10,000円~20,000円 |
ラサ | 494g | 10,000円~20,000円 |
ディスタンスカーボンFLZ | 324g~380g | 20,000円以上 |
ウィメンズ ディスタンスカーボンFLZ | 324g~352g | 20,000円以上 |
パーシュートFLZ | 474g~508g | 20,000円以上 |
ブラックシリーズFXカーボン | 456g | 20,000円以上 |
トレイルコルク | 512g | 10,000円~20,000円 |
ウィメンズ トレイルコルク | 486g | 10,000円~20,000円 |
ディスタンスFLZ | 390g~450g | 20,000円以上 |
レガシーライトAS | 510g | 10,000円~20,000円 |
マカルーFXカーボンAS | 534g | 20,000円以上 |
クレシダFXカーボンAS | 516g | 20,000円以上 |
カリマートレッキングポール | 420g | 10,000円~20,000円 |
ロングトレイル125 | 510g | 10,000円~20,000円 |
トレッキングポールに関しては、元々かなり詳しかったのですが、今回また調べなおしていろいろと勉強になりました。
ここに書いたのは単に紹介しただけではなく、「私ならこれを買う」という基準のもとに作成しています。この感覚が一番間違いないとおもうので。
私が次に買うなら間違いなくこの中から選ぶでしょう。なので、コスパや品質に関しては、どれも自信を持ってオススメできます。



この中で一つだけ選ぶとしたら?



ひとつだけならディスタンスFLZかな~
ディスタンスFLZは、値段と機能性のバランスが非常に良いです。自分が次に買うとしたら、たぶんこれ。



お金があれば全部欲しいけどね!
トレッキングポールは基本的に、値段が高い物を買っておけば間違いはありません。ただし、ここで紹介しているものは、低価格でも使い勝手や信頼性は十分です。
いろんな種類のものを使ってこそ、それぞれのポールの良さがわかるようになってきます。
トレッキングポール選びに迷ったら、ぜひこの記事に紹介したものを参考にしてみてください。