登山をしているのに太ってしまったり、思うように痩せないというお悩みはありませんか?
原因がわからないまま登山を続けていても、太るだけです。せっかく運動をしているのに、太ってしまってはもったいないですよね。
この記事で、登山後に太る原因と対策方法を知っておけば、体重の増加を抑えられるかもしれません。私も普段から実践しており、ここ数年体重の増加を抑えることに成功しています。
- 登山で太る3つの理由
- 太らないための4つの対策

この記事を読めば、太らなくなるかもしれませんよ!
登山後に太る3つの理由





登山をしているのになぜか太る・・・
登山後になぜ太ってしまうのか、確かに不思議ですよね。
登山をしているのになぜ太ってしまうのか、細かく見ていきましょう。
食べ過ぎているから
登山をした後、ご飯をたくさん食べていませんか?
運動後の空腹や解放感は、人を太らせるだけの魅力があります。そして、その魅力にハマッてしまうと、残念ながら太ってしまいます。お酒を飲む人は特にですね。
登山後に太る人は、消費したカロリー以上に摂取してしまっているはずです。
登山は性質上、一日の中でも一番多く摂取してしまいがちな晩御飯前に行動を終えることがほとんどなので、せっかく消費したカロリーを回収してしまう人が多いのも事実だと思います。
そういう意味では、ダイエットとのタイミング的な相性は悪いです。晩御飯後に登山が出来れば良いんですが、夜は危ないですしね。
逆に、登山をしても太りはしないけど、減りもしないという人も多いのではないでしょうか?
私も経験ありますが、好きな物を食べられはするけど、体重に変化がなくなるんですよね。でもそれって、登山をやっていなければ太り続ける食生活をしているということですよ。
そういう人は太りやすい体質か、たぶん食べ過ぎています。
体重を計るタイミングが違うから
あなたが体重を計るタイミングは、いつも同じですか?
体重というのは、一日の中でも細かく増減しています。
その中でも、ご飯を食べた後は体重が増加します。物理的に。
騙されたと思って食事前後に計ってみてください。1kg前後くらいは増減するはずですよ。水をたくさん飲んだり、おしっこや大便をするだけでも、体重って変わるんです。
あなたの体重が増えたのは、もしかしたら体重を計るタイミングが違っていただけかもしれません。



体重を計るタイミングは必ず揃えましょう!ダイエットの基本でもあります
筋肉がついたから
登山をしていると、筋肉が増えます。
歩いているので当然ですが、登山では主に下半身の筋肉が使われます。そして実は、下半身の筋肉は全体の60~70%を占めるといわれているんです。
中でも登山のメインターゲットである太ももの筋肉(大腿四頭筋)は、人間の体の中で最も大きい筋肉といわれています。そんなところの筋肉がつけば、体重が増えるのは当然です。
しかも、筋肉は脂肪よりも20%重いとされています。
本当に太ったかどうかを知りたければ、体重よりも体脂肪率を見た方が良いでしょう。
上記のことから、普段運動をしてなかった人が登山を始めれば、筋肉の増加が原因で体重が増えるのは当たり前ですね。



太ったのではなく、筋肉がついただけかもしれませんよ!
太らないための4つの予防策





登山後に太らないようにするには、どうすれば良いの?
登山後に太らないようにするための対策を、ここでは提案していきます。これらは、私も普段から実践していて効果があります。
たくさん食べない
私は、よく登山後にはご飯を大盛で食べていました。
これだとやっぱり太ってしまいます。登山後はもう風呂入って寝るだけなのに、大盛を食べる必要ってないですよね?
夜の食事というのは、一番食事量を減らすべきタイミングなんです。
消費されなかったカロリーはそのまま脂肪へと変わってしまいます。どうしてもたくさん食べたければ、登山前の食事にするべきです。
大盛を食べないようにするためには、"食事をエネルギーとして考えるようにする"と良いかもしれません。自分の次の行動に、エネルギーを使う必要があるかないかで考えると、私は余分に食べることが少なくなりました。
要は、これから運動するなら少しは食べてもいいし、運動しないなら極力減らすようにするといった感じです。
間食をしすぎない
運動を免罪符にして、お菓子などを食べ過ぎていませんか?
登山でカロリーを摂取することは大事ですが、食べ過ぎはよくありません。
痩せたければ、必要なエネルギーを必要なだけ摂るという考え方を意識してみてください。
食べる順番を見直す
いきなりご飯から食べ始めていませんか?
実は、太りにくくするためには、食べる順番も大事です。必ず、サラダなどの食物繊維を最初に摂ることを心がけましょう。
食物繊維には、糖質の吸収を抑える効果があります。
糖質の吸収が抑えられる=太りにくくなるということです。
私は、家ではまずサラダから最初に食べています。糖質の吸収以外にも、野菜を摂取することで少しお腹が膨れるので、食べ過ぎ抑制の効果もあるのでおすすめです。
外食時(ラーメン屋など)ではサラダを摂取することが難しいので、サプリで補うという方法をとっています。


スクワットをする
食事の前後にスクワットをすると、太りにくくなります。
筋トレには、糖質を消費するという性質があるためです。
筋トレならば何でも良いですが、中でも同時に動かす筋肉の種類が多いスクワットが一番おすすめです。
私も食べ過ぎてしまった時なんかはたまにやりますが、お腹の中の糖質が使われる実感があるくらいには効果があると思っています。間違いなく、糖質を消費してくれているでしょうね。
太ることを抑えつつ、登山で必要な筋肉をつけられるというおすすめの方法です。ぜひ、やってみてください。
登山のためのトレーニングについての解説は、以下の記事をどうぞ。


まとめ : 登山後に太る理由は様々


登山後に太る理由は様々です。
せっかく運動をしているからといって、たくさん食べてしまっては痩せることはできません。痩せることに関して言えば、食事は運動よりも重要です。
食事で痩せるダイエットについての解説は、以下の記事をどうぞ。抜群に効果があるはずです。


普段の食事量などを見直して、太らないように心がけましょう。