初心者でも失敗しない!トレッキングポールの選び方と8つのポイント

登山男

トレッキングポールってどうやって選べばいんだろう

登山女

選び方のコツとかってない?

こんなお悩みを解決します。

トレッキングポールはいろいろな種類があるので、どう選んだらよいかわからないひとも多いとおもいます。素材や機能性にも違いがあり、どのポールを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、初心者でも失敗しないトレッキングポールの選び方について、詳しく解説します。

この記事でわかること
  • トレッキングポールの選び方のポイント8つ
  • トレッキングポールのメーカー
スグル

正しいポールを選ぶことで登山の快適性が向上しますよ!

おすすめトレッキングポールのアイキャッチ
  • トレッキングポールを選ぶときのコツがわかる!
  • 自分好みのトレッキングポールが見つけられる!
  • 価格やブランドごとに探すことができる!
もう迷わない!トレッキングポール選びに悩んだらこれを読めばOK!


この記事を書いたひと
  • 登山歴8年で週末はいつも山なひと
  • 富士山が好きで全ルート日帰りで踏破
  • 国内最難関の表妙義縦走ルートも経験済
  • 山グッズを大量に持っており知識が豊富
スグルです


目次

トレッキングポールの選び方

トレッキングポールは、歩行をサポートするために使われるものです。

正しいポールを選ぶことで、登山の快適性が向上し、疲労を軽減できます。

ポールの選び方には、以下のようなポイントがあります。

トレッキンポールの選び方のポイント 

  • 材質
  • 重さ
  • 長さ
  • 収納タイプ
  • 価格
  • グリップの素材
  • アンチショック機能
スグル

それぞれ詳しくみていきましょう

材質

トレッキングポールには、アルミやカーボンなどの素材があります。

それぞれの特徴は、以下のとおりです。

アルミカーボン
やや重い軽い
丈夫比較的壊れやすい
衝撃吸収しにくい衝撃吸収しやすい
価格が安い価格がやや高め
アルミ製トレッキングポールを見てみるカーボン製トレッキングポールを見てみる

丈夫さについては、厚みも関係するので一概にはいえないのですが、一般的にはカーボンの方がもろいです。

素材に関しては、それぞれ一長一短な感じかなとおもいます。丈夫さを重視するならアルミ、軽さを重視するならカーボンですね。

ちなみに、私は体重が重いので耐久性重視のアルミ素材派です。

重さ

登山女

軽いほうがラクだよね!

トレッキングポールの重さは、メーカーや素材によってもさまざまです。

しかし、軽ければ軽いほうが良いかといえば、そうでもありません。

軽量なポールは、耐久性にやや問題があり、重いポールは腕が疲れやすくなります。

軽量なポールは使いやすいですが、その分耐久性を犠牲にしています。逆に、重いポールは丈夫ですが、腕が疲れやすくなります。

トレッキングポールはたくさん種類がありますので、重さと耐久性のバランス考えてポールを選ぶと良いでしょう。

長さ

トレッキングポールは、体格にあわせて長さを調整する必要があります。

平地では、ヒジが90度に曲がる長さに設定するのが一般的です。

しかし、登山中には必要に応じて調整が必要で、のぼりやくだりはここから少し短くして使います。

安価なものだとワンサイズなことが多いですが、高価なトレッキングポールにはサイズがありますので、注意が必要です。

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収納タイプは2通り

登山用トレッキングポールの収納には、伸縮タイプ折り畳みタイプがあります。

伸縮タイプ折り畳みタイプ
収納しても長め小さく折り畳める
組み立てに時間がかかる組み立てが早い
耐久性がある耐久性がやや不安
価格が安め価格が高い傾向がある

リュックに仕舞いたいなら、折り畳み一択です。

電車やバス移動がある場合には、リュックから飛び出ないので安全でもあります。

ただ、自分の気に入ったトレッキングポールが、好みの収納タイプとは限らないことが多いです。一度調整すれば、そんなに頻繁に変えるものでもないので、この要素はそんなに気にしなくてもいいかなとおもいます。

価格

価格についても触れておきます。

トレッキングポールの価格は、素材や機能性、ブランドなどによって異なります。

価格の相場は、2000円~数万円ほどです。

高価なポールほど機能や耐久性に優れている場合がありますが、安価なものでも杖としての役割は十分果たせます。なので、自分の予算の都合で決めてしまって構いません。

下の記事では、価格ごとにオススメのトレッキングポールを紹介しています。

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また、材質の項でも触れましたが、アルミよりもカーボンのほうが高価になります。

グリップの素材

グリップの素材は、ゴムやコルクなどがあります。

それぞれの特徴は、以下の通りです。

ゴムコルク
グリップ力が強い軽い
耐久性が高い握り心地が良い
汚れに強い高級感がある
ゴムタイプのトレッキングポールを見てみるコルクタイプのトレッキングポールを見てみる

傾向としては、高価なトレッキングポールのほうがコルクを採用しているものが多い印象。

また、コルクの特徴としては、軽量性や柔軟性が挙げられるでしょう。ソフトな握り心地や軽さは、コルクならではです。

ゴムはグリップ力が強いので、踏ん張りたいときにはよく効きます。しかし、汗をかくと滑りやすいので、一長一短ではあります。

上の比較表には載せませんでしたが、ウレタンやEVA素材なんかもあります。これらはとにかく軽いところが利点で、汗もよく吸ってくれますが、スポンジが故に耐久性はやや問題があります。

グリップの素材は、好みが大きくわかれる部分でもあるので、ひととおり使ってみるのをオススメします。

ストラップ

ストラップがついているものを選びましょう。

通常、登山用のトレッキングポールにはストラップがついていますが、念のため確認はしておきましょう。

ストラップは、手首に固定することで登山中にポールを落とすことを防止になります。一度落としてしまうと、回収が困難な場合がありますので、ストラップは必ずあるものを選びましょう。

衝撃吸収機能

トレッキングポールには、衝撃吸収機能がついているものがあります。

衝撃吸収機能とは?

衝撃吸収機能とは、ポールを地面に突いたときに、スプリングなどで地面の衝撃を吸収してくれる機能のこと。

車でいうところの、サスペンションのような機能ですね。これによって、歩行時の負荷が軽減され、筋肉の疲労を防ぐことができます。

トレッキングポールのおすすめメーカー

最後に、トレッキングポールでオススメのメーカーをいくつか紹介します。

メーカーによって、高価なものも安価なものとはっきりわかれています。予算にあわせるか、ブランドにこだわるか、選び方はひとによってさまざまですが、予算が許すならやはり高価なものの方がオススメです。

スグル

高価なポールは使い勝手抜群ですよ!

ブラックダイアモンド

ブラックダイアモンドは、登山用品を製造するメーカーです。

アパレルよりも、登山用具に長けている印象が強いですね。トレッキングポールでは、最高性能のものを取り扱っています。

特に、Zポールシステムは画期的で、簡単に組み立て展開することができます。

鎖場が多い山では、頻繁に出し入れする必要があるので、簡単で展開できるZポールは魅力的です。Zポールシステムがどんなものかは、下記の動画をみるとわかりやすいです。


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