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富士山の日帰り登山は初心者でもできる?実際に攻略するためのコツも

この記事では、富士山の日帰り登山について解説します。
富士山は、日帰り登山が可能な山です。しかし、日帰りで行くには「日常的にトレーニングをしていて体力がある」などの条件は必要になります。
実際に行くひとのために、日帰り登山のコツなどもお教えします。この記事を読めば、富士山の日帰り登山のことがよくわかるはずです。ぜひ参考にしてください。
富士山の日帰り登山は可能
富士山で日帰り登山は可能です。
実際、私は全ルート日帰りで行ったことがあります。しかし、だれにでも出来るかといえば、そうではありません。
日帰りができるひとの条件は、以下の通りです。
日帰り登山ができる条件
- 登山経験がある程度あるひと
 - かなり体力があるひと
 - 日常的にトレーニングしているひと
 
ただし、これらの条件を満たしても、高山病になるとダメだったりするので確実ではありません。
多くのひとは、泊まりで行くほうが現実的です。
日帰りはどうしてもスケジュールがタイトになりますし、焦るとケガの要因にもなりかねませんので、絶対に無理はしないようにしましょう。
富士山の登山時間
富士山の登山時間を知っていますか?
そしておそらく、8時間の運動経験があるひとなんて、世の中にほとんどいないはず。
この時間を知って「イケる!」とおもえるひとは、大丈夫かもしれません。しかし、不安になったひとは、おそらく日帰りする実力はありません。
日帰りで行きたければ、それなりの準備とトレーニングが必要不可欠。不安に思ううちは実力不足です。

泊まりが一般的
富士山は、一泊二日のスケジュールが一般的です。
さきほど「往復8時間」と書きましたが、泊まりで行く場合は登山時間を分散させることができます。
一泊二日なら1日あたり4時間。二泊三日なら1日あたり2時間40分。
どうでしょう?これなら体力がなくてものぼれると思いませんか?
そもそも、泊まるのは体力の問題だけではありません。体を高度に順応させるという、高山病対策の意味合いも含まれます。
泊まりの場合、登山ツアーは初心者や体力に自信のないひとにとって魅力的な選択肢となります。
経験豊富なガイドのサポートを受けることで、体力や経験に自信のないひとでも安心して楽しむことができます。ツアー登山は、富士山を存分に楽しむための理想的な選択のひとつといえるでしょう。

日帰り登山するには
ここでは、実際に日帰り登山をする際のコツをお伝えします。
日帰り登山で重要なポイントは、以下の通り。
日帰り登山のコツ
- 簡単なルートを選ぶ
 - スケジュールを立てる
 - 高山病について勉強しておく
 - トレーニングをしておく
 - 日帰りで特に必要なものを準備
 
やますぐ日帰りは事前の準備が大事です
簡単なルートを選ぼう
日帰りに向いているのは、「吉田ルート」か「富士宮ルート」です。
どちらも初心者向けですが、はじめて行く場合には吉田ルートのほうが良いでしょう。富士宮ルートは、頂上までは最短ですがその分傾斜がきつくなっているため、筋力があるひと向けです。
各ルートの詳細は以下の記事をどうぞ。


スケジュール
日帰りで行く場合、バスの始発で行きましょう。
のぼりはじめる時間は、早ければ早いほど良いです。また、山頂に着く時間などをあらかじめ決めておけば、バスの時間に合わせることができます。
乗る場所によって始発の時間は異なりますが、早ければ早いほど良いです。
バスの時間にあわせて下山をします。
たとえば「3時までに登頂を終える」とし、「それまでにのぼれなかったら素直に撤退する」などの取り決めはしておきましょう。
そうしないと、バスの時間に間に合いませんし、急ぐとケガの元になります。
ただし、タクシーを呼べば、バスの時間を関係なく移動できます。値段は高いですが、一考の余地ありです。
高山病について勉強する
日帰り登山は、以下の理由から高山病になりやすいです。
- 1日で一気に高度をあげるため、高山病になりやすい
 - スケジュールに余裕がないため、高度順応に十分な時間がとれない
 
高山病対策には、深呼吸とゆっくり歩くことが重要です。
以下のページに詳しく書いていますので、参考にしてください。


トレーニングをしておく
当たり前ですが、トレーニングしておきましょう。
富士山で重要なトレーニングは、スクワットとカーフレイズです。あとは、ランニングなどをして基礎体力と心肺機能を高めておきましょう。
できれば、事前に登山をしておくのがベストです。


日帰り登山で必要な持ち物


日帰り登山では、以下の2点は絶対に必要になります。
- 日焼け止め
 - ヘッドライト
 


日焼け止め
富士山では、強烈な紫外線を浴びることになりますので、日焼け止めはかなり重要です。
私がはじめてのぼったときは全然知らなくて、翌日に顔面火傷しました。日焼けではなくヤケドです。病院でそう診断されました。
帽子よりも日焼け止めのほうが重要です。帽子だけでは完全にガードはできません。
スティックタイプの日焼け止めは、手が汚れないので登山に最適です。私は、いつも以下のものを使用しています。
肌が露出する部分に、しっかりと何度も塗っておきましょう。登山中にも何度も塗るのがポイントです。
しっかりと塗っておけば帽子はなくても良いですが、髪が短いと頭皮が焼けるので注意してください。



富士山では、女性はほとんど肌を露出していませんね
ヘッドライト
ご来光が目的じゃなくても、ヘッドライトは必ず持って行ってください。
暗くなると足元が見えなくなり、行動ができなくなります。
特に途中で高山病になったり、体力的にギリギリだったりすると、自分の想定よりも登山時間が長くなることがあります。
私は、あきらかに日没に間に合わないというひとを、下山道で何人も見てきました。
体力不足なのか、高山病なのかはわかりませんが、ゾンビのように下山していくひとは本当にたくさんいます。そうなると、明るいうちに帰ることは困難です。
ヘッドライトがあれば、日没前でもかなり心の余裕ができるため、日帰り登山でも絶対に持っていってください。
日帰り可能かどうか見極めよう
この記事では、富士山の日帰り登山について解説しました。
体力があり、日常的にトレーニングをしていれば、日帰りできる可能性はあります。実際に登山をしておくとさらに有利です。
しかし、日帰りはだれでも出来るものではありません。自分が日帰り登山できるかは、事前にきちんと見極めてから計画に移しましょう。
日帰り登山のポイント
- 日帰り登山は可能
 - トレーニングなどの事前の準備は必要
 - 簡単なルートを選ぶと良い
 - スケジュールはしっかり立てる
 - 高山病について勉強しておく
 - 日焼け止めとヘッドライトは必須
 



